「協働の広場」カテゴリーアーカイブ

楽しく報告書を書く方法


こんにちは。こらぼ大森協働支援スタッフの新居彩子です。

協働の広場」を更新しました!

事業を運営している方々にとっては、目が回るほど忙しい時期です。

年度末は、1年間の事業を振り返って様々な報告書の作成に追われたり、

決算の準備をしたりするだけでなく、

来年度の事業準備や資金調達なども同時にしなければなりません。

事務方にとっては、膨大な事務作業を処理しなければならない大変ツライ季節なのです。

中でも特に面倒なのが「報告書」の作成です。

助成金や補助金を受けて実施した事業の報告書、

資金提供者への活動報告書、理事や会員向けの事業報告書など、

それぞれの相手に合わせて作成すると、膨大な作業量になります。

ところが、それらの報告書は、

さっと目を通しただけであまり活用されていないのではないでしょうか?

これでは割りが合いません!!

時間と労力をかけて作成するのですから、

作業量の分、しっかり活用できるようにしたいものです。

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◆「提出するだけ」から、「欲しくなる」報告書へ

せっかく作成する報告書ですから、ただ報告するだけじゃもったいない!

自分たちが1年間一生懸命取り組んだ事業の実績や結果、効果などをまとめた報告書は、

現場の創意工夫や事業を成功に導くコツ、実施後の効果などの貴重な情報が満載です。

見せ方によっては、同じテーマに取り組む人へのテキストやデータ集になったり、

実際の活動現場を伝える写真集になったり、視察に来る人へ販売する事業案内になったり、

報告書には実に多様な使い道があるのです。

では、他人が欲しくなる、読みたくなる報告書の中身は何でしょうか?

自分が事業を始める時に、調べることを考えてみれば分かります。

これからやる事業がうまくいくように、インターネットで情報を検索したり、

経験者や同じ分野の団体などに直接話しを聞きにいらっしゃる方もおられると思います。

【欲しい情報】

・事業のヒント・・・失敗したときの対処法、成功した秘訣、実践で使えるマニュアル

・書式など・集計データ・・・継続的なデータ、様々な項目に分かれたデータ、独自の分析結果など

・事例紹介・・・現場の写真、受益者のコメントなど

◆「売れる」報告書だって作れる!

このように報告書の活用法を考えていくと、いろいろな報告の形が考えられます。

・助成金などの事業報告書 → 同じ課題に取り組む人の「テキスト」にする

・理事会などの年次報告書 → 毎年発行する「白書」や「団体事業案内」にする

・依頼された調査の報告書 → 原因や背景を探り、対策を提案する「提言」や「データ集」にする

締切間際にバタバタと慌てて作成していた人も、

他の団体にも活かしてもらえる報告書にすると思えば、

おのずと作成の準備も事前にできてきます。

報告書ひとつで団体の賛同者や協力者、資金や寄付金を少しでも集められれば、

作成にかける時間や労力も担当者のモチベーションも、

次年度に繋がる大きな財産へと変えることができるでしょう。

たかが報告書、されど報告書。

活かすも殺すも自分たち次第ですよ!

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大田区区民活動支援施設大森

「こらぼ大森」情報交流室Ⅰ 03-5753-6560

大盛況!! 大田区NPO区民活動フォーラム


こらぼ大森情報交流室の新居彩子です。

週末に、大田区役所で行われたイベント、

大田区がもっと好きになる!

NPO区民活動フォーラム

おかげさまで、大盛況のうちに幕を閉じることができました!

こらぼ大森は、

協働支援施設としての機能やサービス内容を区民に知ってもらうため、

1月28日(土)・29日(日)の両日とも、大田区役所に出店いたしました。

★こらぼ大森の機能が分かるパネル展示

★区民活動に役立つ運営相談コーナー

★好評だったこらぼ講座のDVD上映会

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事前告知が充分でなかったにも関わらず、

NPO法人の設立相談を受けたり、助成金事業団体と運営の話をしたり、

DVDに関心を持って足を止めてくださる方が何人もおられました。

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また、近くに出展している団体同士の交流やコミュニケーションも生まれ、

来場者だけでなく、出展者側にとっても

大変有意義な情報交換の場となりました。

今後も、大田区の市民活動が活発に活動できるよう、

サポートしてゆきたいと思います。

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大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

助成金をどう活用するか


こらぼ大森協働支援スタッフの新居彩子です。気がつけばもう師走です。

今年も残りわずかになり、年越しの準備に忙しくなる時期になってきました。

3回にわたって行われたこらぼ講座「NPO会計入門セミナー」が終わりました。

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大田区内外から、のべ100名以上の方々にご参加いただき、

NPOの基礎知識、運営のポイント、事業計画の立て方

経理のしくみ、簿記の基礎、会計ソフトの使い方など、

NPOに必要なコツを幅広く学んでいただくことができました。

遠藤誠先生の講座は、専門用語をなるべく使わず、

会計のことを楽しく学びながら、すぐに実践に活かせるように工夫されており、

受講後アンケートでも満足度がとても高く、大変好評でした。

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この講座の中で、

「助成金がもらえたら、どう事業計画を立てるか?」

というテーマの議論がありましたが、皆さんの団体ではどのように活用していますか?

活用法を考えたことはありますか?

 [E:flair]人件費をもっと増やすために使う。

 [E:flair]価格を下げて、受益者の負担を軽くするために使ったほうがいい。

 [E:flair]広報用のパンフレットを作って配れるようにするべき。

 [E:flair]若い人を雇って、事業の担い手を育てる ために使う。

先日の会計講座のグループワークでは、このような意見やアイデアが出ました。

皆さんはいかがでしょうか?

団体によっていろいろな考え方や理念がありますので、

どれが正解ということはありません。

しかし、どの団体であっても必ず考えなければならないのが、

「助成金は必ずもらえる訳ではない」ということです。

事業の存続が、助成金の有無に左右されるようでは、受益者は困ってしまいます。

NPOの事業で大切なことは、まず「Needs」です。

そのサービス(商品)求められているかどうか、ということから始まります。

次に「Can」です。

そのサービスができるかどうか、商品がつくれるかどうか、という能力や資産の有無です。

そして、最後に「Wants」です。

それを本気でやりたい、やる気があるというモチベーションです。

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この3つがあって、初めて事業を計画し、実行することができます。

助成金は、その事業をさらに発展させたり、もっと良くしたりするのを

「助ける」ためのお金です。

その特徴をしっかり分かった上で、

助成金を団体の事業の発展のために使っていただけたらと思います。

事業を計画するときに、

「助成金を使うと、どんな発展ができるのか?」ということを

団体の中で話し合ってみてください。

みんなで夢を語りながら長期の目標が見えてくると、

みんなのモチベーションがグーンと上がります!

そして、夢の実現のために、今どんなことをすればいいのか、

短期の目標も自然と見えてきて、活動がどんどん楽しくなります!

これも助成金の活用法の一つですよ。

来年も市民活動を応援していきます!

皆さま、良いお年をお迎えください。

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大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

NPOのための会計入門セミナーを開講します!


こらぼ大森協働支援スタッフの新居彩子です。

あの猛暑がやっと過ぎ去り、すっかり秋らしくなりました。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・皆さんは、どんな秋を過ごしていますか?

さて、こらぼ大森協働支援施設では、今年も「秋のこらぼ講座」を行っています。

大田区で活動しているNPOや区民活動団体の運営やマネジメントなどを

サポートできるよう、さまざまな講座を企画し、こらぼ大森で実施しています。

10月2日に行われた「こころをつかむプレゼンテーション術」では、

数々の指定管理事業や助成金をプレゼンテーション術で勝ち取ってきた

NPO birthの事務局長、佐藤留美さんを迎え、

実際の事例を見ながらコツを教えていただき、

受講された方々のステップアップに繋がる大好評の講座となりました。

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10月22日行われる地域力応援基金助成事業の

公開プレゼンテーションに臨む方もご参加くださいました。

講座で学んだことを活かし、

素晴らしいプレゼンテーションをして下さるのではないかと期待しています。

お時間のある方は、ぜひ見にいらしてください。
詳細については、

http://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/katsudou/tiikiryoku_ouenkikin/purezen/index.html
をご覧ください。

さて、秋のこらぼ講座の最終章は、誰もが悩み苦しむ「会計」の講座です。

こらぼ講座で、秋にNPO会計講座をやり始めてから今年で3年目になりますが、

毎年多くの方にご参加頂き、ご好評をいただいています。

今年も、実践重視で数字を未来に活かす講師として有名な遠藤先生をお招きし、

3日間に亘ってじっくり一つ一つ学べるようなプログラムにしました。

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活動をしていると、避けて通れないのがお金の管理です。

でも、苦手意識の強い方が多いように感じます。

「経理?会計?決算?もう言葉を聞いただけでギブアップ」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでも逃げるわけにはいきません。

団体の会費だけでなく、賛同者からの寄付金、助成金や補助金などの貴重な資金を、

「何にどれだけ使ってどんな成果を出したか」ということをきちんと説明できなければ、

その次の活動への理解や賛同を得るのは難しい時代になっています。

●知識ゼロでも経理がわかる!「コツだけ学べる会計」

【日時とプログラム】
[E:one]2011年11月20日(日)

 10:00~12:30 そうだったのか!NPOのお財布事情 \1,500
 13:30~17:00 初めてでも赤字にならない計画のコツ \2,000

[E:two]2011年11月27日(日)

 10:00~12:30 知識ゼロから始める毎日の経理 \1,500
 13:30~17:00 ちょっと分かれば楽になる簿記入門 \2,000

[E:three]2011年12月4日(日)

 10:00~16:30 クリックするだけ!会計ソフトの使い方 \3,000

※複数受講される方には割引があります。詳細は、お問い合わせください。

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どんな活動にも必ず役に立つ講座です。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

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大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

初めてでも「こころ」をつかむ プレゼンテーション術


協働支援スタッフの新居です。

とうとう長い夏休みが終わりました。どんな夏をすごされましたか?

こらぼ大森に来ている子どもたちの日焼けした笑顔が、

夏の思い出を物語っているようです。

まだ残暑は続いているものの、朝夕の涼しい風が秋の訪れを感じさせてくれます。

こらぼ大森協働支援施設では、毎年「秋のこらぼ講座」を実施しています。

大田区で活動しているNPOや区民活動団体の運営やマネジメントなどをサポートできるよう、

さまざまな講座を企画し、実施しています。

今回は、「初めてでもこころをつかむ プレゼンテーション術」講座を10月2日に開催します。

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助成金の申請や経過報告、事業内容の発表、

協働する相手先(企業・行政・NPOなど)への事業説明など、

プレゼンテーションを行う場面はさまざまにあります。

しかしながら、NPOや区民活動団体でプレゼンテーションが得意な方は少なく、

なかなかうまくできないとお悩みの方も多いと伺っています。
 

そこで今回は、こらぼ講座で初めて

プレゼンテーションの講座を開講することにしました。

多くの団体がチャレンジしている大田区の地域力応援基金助成でも

プレゼンテーション審査がありますし、

助成金の採択団体にも事業報告のプレゼンテーションが課せられていますので、

きっと多くの方のお役に立つ講座になると思っています。

講師をお願いしているのは、NPO法人Birthの事務局長である佐藤留美さんです。

企業や他団体と協働しながら、都立公園の指定管理を行っているほか、

数々の助成金を獲得もされており、幅広い活動を行っている方です。

誰に、何を、どう伝え、何を得るのか、

というプレゼンテーションの極意を教えていただきます。

自分たちの活動実績やできる力を、しっかり相手に伝える技術を身につけて、

パートナーのこころをがっちりつかみ、

活動の発展へとつなげてゆけること間違いなしです。

こらぼ大森で、「勉強の秋」を過ごされてはいかがでしょうか?

●初めてでもこころをつかむ「プレゼンテーション術」
2011年10月2日(日) 13:00~16:00 こらぼ大森 2階 会議室

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大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

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こらぼ大森の会議室を利用しませんか?


 こんにちは、こらぼ大森のさかいです。

今日は、こらぼ大森にある「会議室」のご紹介をします。

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 こらぼ大森は、もとの小学校の設備にあまり手を加えずに再利用した施設です。

そのため、大半の部屋に、黒板やランドセルを入れる棚、掃除道具入れなど

小学校当時そのままの様子が残っています。

2階にある会議室も、テーブルを学校のスティール机に変えれば、

すぐに授業が始められるような小学校の教室そのものの部屋です。

以前と違っているところといえば、

カーテンがブラインドになったことくらいでしょうか?

 しかし、そのおかげで、

小学校時代から備え付けのスクリーンが左手前方にあって、

プロジェクター利用には、便利です。

また、部屋の前後に黒板があるので、

グループに分かれてのワークなどには重宝します。

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 部屋の広さはおよそ50㎡、

講座形式でテーブル利用の場合、最大45人が入れる広さです。

 そして、なんと言っても、この会議室の売りはその使用料の安さにあります。

『区民活動支援』という目的施設のため、

特別な料金体系になっている施設使用料は、時々、一時間単位の料金ですか?

と聞かれてしまうこともあるほどです。

午前9時から午前12時までの3時間が500円、

午後1時から5時までと、午後6時から10時までの4時間はそれぞれ750円です。

 この会議室を利用するためには、

大田区区民活動情報サイト(オーちゃんネット)への団体登録が必要です。

 登録の要件は、

「大田区内で公益的な非営利活動を行っている2人以上で構成される団体」です。

詳しくお知りになりたい方は

http://www.genki365.com/otaku/exp/com_ent.html をごらんください。

必要な方には、プロジェクターや、マイクセットもお貸しします。

また、月曜日から木曜日と、土曜日の昼間は、

同じフロアにある「おおた Organic Farm」の美味しいコーヒーやハーブティーの

出前をたのんで、お茶を楽しみながらの会議も可能です。

 ぜひ、こらぼ大森2階の会議室をご活用ください。

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大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ 03-5753-6560

カフェスタイルの情報交流室Ⅱ


こんにちは! 情報交流室Ⅰの新居彩子です。

こらぼ大森の2階にある情報交流室ⅠとⅡでは、

区民活動に関する資料や情報の提供、運営の相談などを行っていますが、

情報交流室Ⅱは、カフェスタイルになっているのをご存知でしょうか?

今回は、情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」をご紹介します。

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情報交流室Ⅱがカフェスタイルになったのは、2年ほど前。

より多くの方々が楽しくコミュニケーションを取りながら、

情報を交換できる場をつくり、

人と人との新しい繋がりを生み出すために作られました。

複合施設であるこらぼ大森には、

体育館、グラウンド、会議室などの貸出施設利用者だけでなく、

シルバー人材センターや子ども交流センターの利用者もいます。

また、2階の共同事務室で仕事をしている人たちもいますが、

同じ建物の中に居ながら、交流する機会はほとんどありません。

誰もが気軽に利用できるカフェスタイルの情報交流室Ⅱは、

いろいろな人たちを繋ぐきっかけをつくってくれる場所であり、

飲み物や軽食があることによって気軽に話ができ、

新しいアイデアも浮かびそうです。

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情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」では、

素材にこだわったハーブティーやフェアトレードコーヒーなどのほか、

お昼にはランチセット(事前予約制)、

大田区内のケーキ屋さんから取り寄せたスイーツもあります。

そして、区民活動のチラシや情報誌だけでなく、

絵本やおもちゃなども置いてあり、子ども連れの方にも配慮しています。

ちょっとした打ち合わせ、スポーツや会議の前後の一息、お仕事のブレイクなど、

多くの方々がいらっしゃいます。

また、こらぼ大森内でしたら、どこでも出前を承っていますので、

会議室やミーティングルームでもご利用いただけます。

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個性豊かな日替わり店長たちのおもてなしも、大きな魅力の一つです。

自分の得意分野を活かし、いろいろな活動をしている店長たちが、

いつも笑顔で迎えてくれます。

自分の活動の相談をするだけでなく、ただ店長と話しに来られる方もあり、

「そこに行けば誰かと出会える」場所として、

気軽にご利用いただける情報交流室Ⅱです。

ここで出会った人たちが、コラボレーションして新しい企画を立てる、

ということにも繋がっています。

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情報交流室Ⅱでは、区民活動を推進するための事業も行っています。

5月から行っている「わたしのまちにハーブガーデンをつくろう!」では、

こらぼ大森にハーブガーデンをつくり、

緑のまちづくりに繋げる事業を実施しています。

肩の力を抜いて、楽しく区民活動に参加できる場にもなっています。

こらぼ大森にいらっしゃったときは、

ぜひ情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」にもお立ち寄り下さい!

店長たちが笑顔でお待ちしています。

[E:cafe]情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」

月・火・水・木 10001600

土       11001700

高齢者世帯への配食サービス


こらぼ大森には、大田区内でただ一つの施設があります。それは、『配食サービス』専用の調理室です。小学校時代、給食調理室として使用されていた場所を改装して作りました。現在、3つの団体が月曜日から金曜日まで曜日ごとに交代で、お弁当づくりをしています。

 「配食サービス」は、一般の方たちに余り知られていないボランティア活動ですが、高齢者、あるいは障害のある方のお宅に、お弁当をお届けし、同時に、体調や生活の様子などを確認します。

 また、大田区内で配食サービスを行っている団体の集まりである「食事サービス連絡会」が、2ヶ月に一度、会食会を開催しています。毎回たくさんの方が、楽しみにしていらっしゃいます。

 それでは、配食サービスの各団体の紹介をします。

月曜日担当は「けやき」です。

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「けやき」では「こらぼ大森」を拠点に、一人暮らしやお年寄り世帯の方に、手作りのお弁当を配食しています。利用者のみなさんからは栄養面や家事の軽減だけでなく、訪問して安否確認をするという点でもたいへん喜ばれています。無縁社会と呼ばれる昨今ですが、「けやき」では「絆」を大切にしています。お弁当を持って訪問したときに、「お元気ですか?」と声をかけています。3月11日の震災の日には気になるお宅を訪問しました。活動範囲は大森西、大森北、大森東、大森中、大森本町周辺です。

火曜・金曜日担当は「こらぼ このはな」です。

地域社会に必要なサービスとして、手作りは勿論ですが、塩、味噌、醤油、油など調味料をはじめ、お米、卵、肉、野菜などにこだわり、保存料や着色料などの添加物の入ったものは出来る限り使わずに、家庭の温かみが感じられるお弁当をお届けしたいと行っています。

水曜・木曜日担当は「サポートぱんぷきん」です。

 1995年阪神大震災が起こり、その年の暮れにサポートぱんぷきんは誕生しました。お弁当配達を通して、地域の中で助け合いの関係を育てたいと歩み始めて15年になりました。3月の大震災、原発事故に遭遇し、改めて、今までの活動を広め、継続していく重要さを感じております。これからもお弁当を「作る人」「運ぶ人」「召し上がる人」の絆を深めてゆきたいと思います。

食事サービス連絡会

 大森西のこらぼ大森で、奇数月の第1土曜日に午後1時から会食会を開いています。外出の機会が少なくなる方たちに、おいしく楽しい会食会を企画することにより、外に出て人と接する機会が増えることを願っています。

 「こらぼ大森」での会食会ご案内

こらぼ大森近隣の高齢者の閉じこもり予防や、生きがいづくりを目的・・・

そしてもうひとつの目的は、大田区の中でこのような会食会を広めることです。

開催日 : 奇数月の第Ⅰ土曜日 

       1時から

参加費 : 500円

 以上のような活動が、こらぼ大森で行われています。ボランティア希望の方も、サービスを受けたい方も、ぜひ、こらぼ大森にお越しください。

こらぼ大森協働支援施設

〒143-0015 大田区大森西2-16-2

TEL&FAX 03-5753-6560

E-mail CBC10286@nifty.com

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