「島の小学校と震災」に参加 2013年6月22日
今日、午後2時から、蒲田にあるmicsおおたで、NPO法人地球対話ラボ主催の
「島の小学校と震災~東松島市立宮戸小学校 宮﨑先生のお話を聞く会~」が開催されました。
地球対話ラボの皆さんは、今年2月に宮戸小学校の子どもたちと、ブータンのゲドゥ小学校とをスカイプでつないでの対話活動をなさったことがご縁で、今回の講演会が行われました。
宮戸島は、東松島市本土と橋1本でつながった島で、小学校はその中で高台に位置しています。
震災当日は、29人の在校生のうち、1年生3人が帰宅後だったにもかかわらず、全員が無事だったそうです。
また、島の970人の住民のうち900人以上が、すぐに小学校に避難し、漁師をしている保護者のアドバイスで、残っている生徒も島民も、学校から動かずにいたために、難を逃れたということでした。
しかし、14mに達した津波は、校庭のフェンスぎりぎりまで押し寄せたそうです。
また、津波により、本土とつながる橋も50㎝の段差ができて、通行ができなくなり、一時孤立してしまいました。
そんな中で、地域のつながりの強さもあり、地域住民と教職員が協力しながら、一部避難所を存続したまま、1ヶ月後の4月21日に学校を再開したそうです。
島にある4つの浜(=地域)のうち、3つが壊滅的な被害を受け、残る一つも床上までの津波が押し寄せたそうです。
このような、被災状況の中で、ストレスがたまり始め、少人数でおっとりと仲良くすごしてきていた子どもたちの間にもトラブルが発生するようになりました。
宮﨑先生は、2年生の担任をなさっていますが、専攻が図画工作です。
そこで、絵画創作活動を通して、子どもたちの心を励ます活動を始められました。
宮戸島復興プロジェクトC(C=チルドレン)と名付けられたその取り組みは、3つの段階プを踏んで、行われました。
第一段階は、個人の思いを大切にするそれぞれの希望する「10年後の希望の絵」の政策。
第二段階では、自分だけでなく大人も笑顔になってもらおうという考え方での「親子創作活動」
そして第三段階では未来への希望を共同制作で一つの壁画にする活動が行われました。ブログ冒頭にあるのが、その絵のレプリカです。
この絵は、子どもたちだけでなく、保護者や地域の方たちにも、希望を与える存在になっているそうです。
一人ひとりの自発を待つ大人の姿勢や、子どもたちに任せることの大切さなど、震災復興という場面だけではない、現在の教育の在り方に向けた問いかけを受けたような気がします。
今年も、地球対話ラボの方々のコーディネートで、宮戸小学校の子どもたちは、スマトラ沖地震で津波被害を受けたインドネシア・アチェ州の小学生との対話を行うそうです。
この体験も、共感と同時に、子どもたちの世界を広げ、自信を生み出すものになるのだろうと期待しています。
オーガニックファーム(情報交流室Ⅱ)でビーズ講座開催!! 2013年6月21日
[E:rain]やっと梅雨らしくなりました!
雨模様の午前、おおたオーガニックファーム(http://ota-organic-farm.com/)でビーズ講座が開かれました。
そもそも「おおたオーガニックファーム」をご存じない方も多いかもしれません。
こらぼ大森の2階にある、ハーブティーやコーヒーを飲みながら、情報発信や交流をしましょう!というコンセプトの場所です。
店長たちが選りすぐったスィーツ[E:cake]を楽しむこともできます。
知らなかった!という方は、火曜日から土曜日までオープンしています。
ぜひ、足を運んでみてください。
このおおたオーガニックファームで昨年から月1回開催されているのが、ビーズとリリアンを組み合わせたアクセサリーづくりの講習会です。
おしゃべりしながらのビーズづくりで、楽しく新しい仲間づくりや情報交換をしています。
今回は、さかいも潜入?!
皆さんと一緒に、体験しながら、皆さんのお話を伺いました。
左の写真が、指導してくださる岡田絹栄先生です。
初心者向けには、先生が取り組みやすい作品を選んでくださり、また、とても丁寧に教えてくださいました。
おかげで、初心者4人も無事に午前中で作品が完成!
自分で作ったものをすぐに身に着けられることも、このビーズづくりの楽しみのようです。
参加者の皆さんの感想も、「思ったよりも簡単で、完成品を身につけらました!」
「丁寧に教えていただき、講座のなかで完成できるので続けています!」
と、ものづくりの楽しさそのものでした(o^-^o)
ちなみに、右の写真が初心者の作品です!
ターコイズの大粒ビーズを編みこんだブレスレッド。
これから大活躍しそうな爽やかな作品です。
下は、経験者の方の7つ目の作品です。
夏にぴったりのネックレスですね。
作品づくりが終わると、そのまま、ティータイム。
事前に予約をしておくと、パンプレートのランチもいただけます。
年代もばらばらな6人が、和気あいあい2時間余りを楽しく過ごしました。
オーガニックファームでは、この講座のほかにも、講座やイベントを開催します。
もちろん、ただ、ゆっくりお茶を飲み、店長とおしゃべりを楽しむ方も大歓迎です!
エコロジーや子育ての情報も集まっています。
こらぼ大森ご利用のついでに、あるいはもちろん美味しいお茶を目的に、ぜひ、一度「おおたオーガニックファーム」にお越しください。
事業企画募集のお知らせ! 2013年6月3日
大田区内で活動をなさっている皆様
これから、活動を始めたいと思っている皆さま
こらぼ大森協働支援施設は、~場の提供で区民活動を応援します!!~
こらぼ大森2階会議室を利用して、新しい事業を始めませんか?幅広い世代が利用するこらぼ大森を活用して地域課題を解決できるアイディアを募集します。
こらぼ大森からのサポート
・会議室を無償でお貸しします!
・優先予約ができます。
・付帯設備(マイク・プロジェクタ)も無償です。
・チラシや配布資料のモノクロ印刷が無料で行えます。
・チラシやポスターの公共施設への配布等をお手伝いします。
事業期間は
平成25年8月1日(木)~平成26年3月31日(月)
募集期間は
平成25年6月3日(月)~6月17日(月)17時です。
※詳しくは、募集案内をご覧ください。
(ホームページhttp://www.collabo-ohmori.com/index.htmからダウンロードできます。)
申請用紙もダウンロードできます。(こらぼ大森他で配布もしています。)
ぜひ、こらぼ大森協働支援施設を活用して、活動の幅を広げてください!
小学2年生がこらぼ大森を見学! 2013年5月23日
今日午前中、開桜小学校の2年生3クラスが、こらぼ大森の施設見学にやって来ました。
ここ数年、5月の恒例行事になっています。
まず、グラウンドに集合しました。
事前に子どもたちから出ていた質問
~1年間で何人(こらぼに)くるのか?~
などに答えた後、 クラスに分かれて体育館から子ども交流センターの4階まで、普段は子どもたちが行けないところまで、しっかりと見学しました。
こらぼ大森は、地域の人たちが集まり、希望を話し合って作られたこと。
そうして作られたので、地域のいろいろな人たちが利用し、またお手伝いをしてくれていること。
赤ちゃんからお年寄りまでが利用できる、複数の機能を持っていることなどを伝えました。
先生からは「熱い説明、ありがとうございました。」というお礼をいただきました。
その「熱い」思いがどれくらい伝わったかはわかりませんが、いろいろな人たちの思いがこもっているということを、子どもたちが微かにでも記憶していてくれるといいなと思います。
みどりのカーテン学習会が行われました 2013年5月20日
5月18日(土)、こらぼ大森で
”育てて食べて楽しいみどりのカーテンを作ろう”
「みどりのカーテン学習会」が行われました。
主催団体は、環境を守る呼びかけやお手伝いをしている
NPO法人 東京城南環境カウンセラー協議会さん。
技術指導にあたってくれたのは、公共緑地を区民と管理
する活動などをしている
NPO法人 大田・花とみどりのまちづくりさんです。
当日参加したのは、親子連れ約27組。
上手な苗の植え方や、管理の仕方など実演を交えて
様々なお話があり、皆さんメモをとりながら
先生方のお話に熱心に耳を傾けていました。
この日使われた鉢は、NPO法人大森コラボレーションで
ペットボトルのキャップを回収・再生して作られた
エコプランター。
ゴーヤの苗は、日立ケミカルさんより、無償で提供して
いただきました。
<日立化成(株) グリーンカーテンプロジェクト
http://www.hitachi-chem.co.jp/japanese/csr/greencurtain/>
複数の団体が持つ、様々なスキルがコラボして出来た
今回の催し。
プランターと苗は参加者の皆さんのお土産となりました。
皆さん大満足の様子で会場をあとにされていました。
様々な方の想いがつながって、たくさんのみどりのカーテンが
育つといいですね。