皆さんは、「スケアードストレイト」という教育技法をご存知ですか?
例えば、交通事故の様子などを体験して、恐怖を感じることで、その恐怖につながる事故を未然に防ぐという教育法です。
今日、その授業が大田区立大森第二中学校で開催されました。
この授業は、警察などの協力とともに、昨年から地域力応援基金の助成を受けて大田区の自転車事故ゼロを目指している「大田自転車対策研究会」が協力しました。
「大田自転車対策研究会」は、大田区の自転車事故発生数の多さを知って、自転車のマナー向上や、正しいルールの周知による事故低減のために活動している、民間非営利の任意団体です。
大森第二中学校のグラウンドに全校生徒が集まって、スタントマン達によるさまざまな事故の再現を真剣に見つめていました。
演技と分かっていても、自転車と車がぶつかる鈍く重たい音が響いて、人の体が車体を越えて中に舞うと、子どもたちから息をのむ声と、それに続くどよめきがおきました。
それぞれが受けた衝撃の大きさを表しているようでした。
一緒に見学した、スタッフが
「こんなにしっかりと自転車の守るべき交通ルールを聞いたことはなかった。
参加で来てよかった!」と言っています。
大田区内のすべての中学校で実施されるといいのですが…
下のURLは、YouTubeで見られる、「スケアードストレイト」の動画です。
ぜひ、ご覧になってみてください。