【協働シンポジウム】事業を成長させるプロジェクトリーダーたちの本音トーク

こんにちは! 情報交流室Ⅰより、こらぼ講座のご案内です[E:soon]

NPO活動や市民活動のマネジメントのコツを達人たちに聞く

ぶっちゃけ本音トークイベントやります!

活動をすれば、誰もが運営に苦労します。

大田区で活躍するプロジェクトリーダー4人に、

運営の失敗談や協働のコツ、事業成功の秘訣、助成金の活用法などなど・・・

現場ならではの、ぶっちゃけ本音トークをしてもらいます。

本で読むより、講座で聞くより、経験者の生の言葉が説得力あります!

[E:clover] 2011年6月25日(土) 13:00~15:30 @こらぼ大森 1階多目的室

[E:clover] 受講料 500円(資料・ワンドリンク付き)

[E:clover] 助成金を検討中の方、NPO・市民活動をしている方、興味のある方

<大田区で活躍中のプロジェクトリーダーたち>

[E:diamond]小野紀之さん(NPO法人地域パートナーシップ支援センター 理事長)

環境保全事業を区内で展開。大田区協働プロジェクト、地域力応援基金助成で、地域資源循環プロジェクト(環境・経済・福祉連携モデル事業)が採択された。

[E:diamond]浜洋子さん(NPO法人福祉コミュニティ大田 代表)

ケアステーションらっこ、大田区通所介護事業者連絡会、おおた区民活動団体連絡会などの代表を務めるケアマネジャー。様々な助成制度を活用して介護事業を展開中。

[E:diamond]大西紀子さん(建物から地球環境を変える会 副会長)

地域や企業とのコーディネーターとして活躍する社会保険労務士。「つくって、つながって、つづける温暖化防止プロジェクト」で、大田区協働プロジェクトに採択された。

[E:diamond]新居彩子さん(日本スポーツ文化創造協議会 副理事長)

スポーツで人と人をつなぐ事業を都内で展開。子育て支援事業で、大田区協働プロジェクト、地域力応援基金助成に採択され、保育つきバレエ教室を実施している。

<プログラム>

[E:one]13:00~ リーダーたちの事例紹介とマネジメント術

[E:two]14:10~ 本音トークセッション~協働のコツとは?~

[E:three]15:00~ リーダーとみんなでおしゃべり交流会

お申込みはこちらをクリック! 

先着40名までですので、お早めにお申込み下さい。お待ちしております。

大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

図書情報 「NPO!?なんのため だれのため」

これから、2ヶ月に一度、こらぼ大森情報交流室Ⅰで所蔵している本のご紹介をします。

 こらぼ大森情報交流室Ⅰでは、市民活動を始めようとする方や、活動を活発にしたいと考えているNPO団体の方などをサポートしています。その方たちの参考になるよう、140冊余りの図書と、中間支援組織の発行する雑誌、ならびに企業が毎年発行しているCSR(企業の社会的責任)および環境に関する報告書を所蔵しています。これらの図書の大半は貸し出しを行っていて、雑誌とCSR報告書のみ、情報交流室内で閲覧いただいています。

 NPO関係の図書は、設立に関するハウツーから、組織運営に関するものまで、多岐にわたっています。また、ボランティアに取り組む方へのアドバイスや、コミュニティービジネス、環境、福祉に関係する本などもそろえています。

その中で、今回は NPO!?なんのため、だれのため」という本をご紹介します。

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2007年刊行の、少し古い本ですが、『「NPOとまちづくり」現場からの本音トーク』という副題が示す内容は、まだ過去のことにはできない問題を提起しています。JC(日本青年会議所)を母体とする財団法人まちづくり市民財団が、1999年から、2006年までに発行した政策研究レポート『まちづくりと市民参加』に掲載された対談を再構成してまとめたものです。対談者は、日本NPOセンターの山岡義典氏や、せんだい・みやぎNPOセンターの加藤哲夫氏など、NPO法策定やNPO活動の基礎づくりに深く関わっている方たちです。

一般的に、阪神淡路大震災が発生し、多くのボランティアが活動した1995年をボランティア元年と位置づけ、現在のNPO活動の基点であるという考え方が主流です。しかし、本書では、それ以前から存在したさまざまな市民活動のしっかりとした潮流の上に、現在のNPO活動が出現したというNPO前史から語られます。その上で、現在のようにNPO団体が多数出現するきっかけを作った、阪神淡路大震災における市民活動とボラティア活動の展開に関して、当時の現場とそれらが生み出した状況を語ります。そして、現在、なおNPO活動を続ける上での、大きな課題である、行政・企業・地縁組織との関係性の構築に関しての話題が続きます。

これらの対談のなかでは、日本のNPOの抱える脆弱性や、地に足の着いていない危うさなどが指摘されています。また、行政・企業・地縁組織がそれぞれに抱える課題も見せられます。それらのニーズと向き合うことによって、NPOはその存在意義を強められ、組織としての信頼性を増し、活動も定着していくのではないでしょうか?

311日の震災以降の市民活動の動向は、16年前の阪神淡路、ならびにその後の経済情勢等も踏まえて、さらに広がりをみせています。しかも、これからの活動の継続にその真価が問われるものと考えます。本書で取り上げられている地方行政内部の理解の乏しさや、地縁組織との文化の違いを相互に認識する努力など、乗り越えるべきハードルはまだ取り除かれてはいないと思います。しかし、今回の体験によって否応なくもたらされた協働の現場が、そのハードルを低くしていくだろうとも期待します。そうであればなおさら、今、市民活動を行う人たちが、「自分たち自身の何をなすべきか?」=「なんのため、だれのため」を再確認するときでもあるのではないでしょうか?現在NPO活動に取り組んでいる皆さんにも、震災をきっかけに、これから、ボランティア市民活動を始めようという方にも、この本を読んでいただくことをお勧めします。

こらぼ大森情報交流室Ⅰの本の借り方

貸し出し期間は1ヶ月、備え付けの「貸出簿」に必要事項を記入してください。

貸出冊数に制限はありません。

大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

今すぐ実践に役立つ「こらぼ講座」

こんにちは! こらぼ大森 情報交流室の新居彩子です。

情報交流室Ⅰでは、区民活動をしている方々にすぐに役立つ実践力を身につけて頂けるよう、

「こらぼ講座」を年に3~4回開催しています。

区民活動やNPO活動は、楽しさや充実感、やりがいを味わえる一方で、

活動を継続していくのは大変なことです。

組織の運営、資金の工面、人材の育成など、活動が広がれば広がるほど仕事も増え、

様々なスキルや能力が求められるようになります。

大田区内には、活動をこれから始めようとしている方や、すでに始められている方、

法人化をして事業を展開している方など、

様々な段階で活躍しておられる方がたくさんいらっしゃいます。

それぞれの活動の中で、

実際に必要なスキルや知識を学べる場を提供しているのが「こらぼ講座」です。

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平成21年度からスタートして、毎年3~4講座を実施してきました。

春から夏にかけては組織づくりや運営、マネジメントのこと、

秋には広報のコツやテクニック、冬は経理や会計についてなど、

区民活動をしていく上でなくてはならない情報を、

活動シーズンに合わせて提供しています。

○平成21年度

・1歩前進するNPO活動の秘訣~法人化で区民活動をレベルアップ!~(西川正さん)

・「人を集める」講座とチラシの作り方(牟田静香さん)

・経理 まずは1歩(遠藤誠さん)

○平成22年度

・成功する考えグセを身につける!(庄嶋孝広さん)

・行列ができる!講座とチラシの作り方(牟田静香さん)

・クリックするだけ!超カンタン会計ワザ(遠藤誠さん)

・自分でつくる!NPO決算書と助成金攻略法(遠藤誠さん)

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講師陣は、NPOや市民活動で活躍しながら実績を残している実力者ばかり。

経験者ならではの本音トークやノウハウがたくさん詰まっています。

これまで多くの方々に受講していただきましたが、

実践に役立つ講座として高い評価を受けてきました。

また、講座と連動して、情報交流室での相談や区民活動情報の提供など、

講座が終わった後も様々な形で活動をサポートさせていただいています。

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●平成23年度

・4月12日(火) まだ間に合う!スタートアップ助成「伝わる申請書のコツ」

[E:soon] 6月25日(土)13:00~15:30 @こらぼ大森

笑った!泣いた!経験者の本音トークセッション『楽しくつながる協働のコツ』

・9月 伝わる「プレゼン力」を身につける!

・11~12月 初心者のためのNPO会計講座「超カンタン会計ワザ」

今年も、注目の講座が目白押し!

どの講座も、「今すぐ実践に役立つ」ということを目標としていますので、

活動の中で困ったとき、スキルや知識が必要なとき、

ぜひ「こらぼ講座」をご活用下さい!

大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

「企業メセナ」に関する新着図書!

かつて90年代、「メセナ」という言葉が、マスコミをにぎわした時代がありました。
「企業の文化活動支援」を意味するメセナ(フランス語)は、
いまや企業の社会的責任(CSR)に取って代わられて姿を消してしまった感があります。
しかし、不況が続き、心の崩壊が危惧される今こそ、
文化的活動とその支援は大きな意味を持ってきているのではないでしょうか?
実際に、企業としての社会的責任として芸術文化支援に取り組む企業は、
着実に活動を続けています。
また、市民の側も、それらの支援と結びつくことで、
進展できるポテンシャルを備えた団体が多くあると思います。
現に、こらぼ大森に相談にいらっしゃる方々も、福祉活動などの組織づくりと並んで、
芸術文化活動の普及啓発による「まちづくり」を望む方々がたくさんいらっしゃいます。
そこで、今回、芸術文化活動をする方たちを支援するメセナ活動を推進している
(社)企業メセナ協議会の出版物を4冊購入しました。
1冊目は 「なぜ、企業はメセナをするのか?」
2000年発行で少し古い資料になりますが、
「企業とパートナーを組みたいあなたへ」という副題が示すとおり、
メセナ活動を行う企業の取り組みの実際と、そこに込められた思いを示して、
芸術文化活動を行っている人々とのより良いマッチングを生み出すことを目指しています。
より良いパートナーシップを築くためには、お互いを知ることが何より重要です。
2冊目は 「企業メセナへのアプローチガイド」
こちらは、2006年に大阪で開催されたセミナーの記録です。
セミナーのタイトルは
「お答えします!いまさら聞けない企業への疑問
 ~アートと企業のパートナーシップのために~」
企業とパートナーを組んで活動したい方にぴったりの内容です。
もちろん、今すぐ取り組みたい課題のない方も、アート系の団体でなくても、
企業とパートナーシップを組む際の基本的なプロセス、マナーは同じですから、
入門編としてぴったりではないでしょうか?
3冊目は福岡で行われたシンポジウムの記録
「文化で魅力ある地域づくり~市民、企業、行政の役割~」
基調講演とパネルディスカッション、トークセッションという構成になっています。
特に、トークセッションでは、実際に芸術活動を通じて魅力的なまちづくりを企画実行した
太宰府市の若手行政職員のグループの事例報告など、
タイトルに示された「市民、企業、行政の役割」を考える上で、参考になる資料だと思います。
30p強の手軽に読める資料ですので、できれば、行政担当者にも目を通していただきたいと思います。
4冊目は、企業メセナの「今」を知る本
『「メセナ」を知る本 Mecenat Forum2010』です。
過去20年間の日本における企業メセナ活動の軌跡を追いながら、
現在の日本の状況、地域での取り組みも語っています。
近いところでは、大田区内で取り組まれている「多摩川アートラインプロジェクト」も取り上げられています。
これらの資料は、貸し出し図書として、
こらぼ大森2階情報交流室Ⅰに、オープンシェルフでおかれています。
一度、こらぼ大森に足を運んで、手に取ってみてください。
その他にも、NPOに関する図書など、そろえています。

青少年体験活動推進フォーラムのお知らせ

(独)国立青少年教育振興機構からお知らせが届きました。
『体験の風をおこそうフォーラム』
青少年に豊かな人間性と創造性を育み、その自立を促進するため、
青少年の健全育成に携わるものが一堂に会し、
自然体験活動や生活体験活動等の推進の在り方について協議するとともに、
社会全体で体験活動を推進するという機運を高める契機とする
という趣旨のフォーラムです。

日時:平成22年月10日(水)13:00~17:00
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 国際交流棟「レセプションホール」

参加費無料で、300名程度を予定しています。

内容は
特別講演:三浦雄一郎氏(プロスキーヤー、クラーク記念国際高等学校校長)
実践発表:「30日間のセルフチャレンジキャンプ」
     「自然体験活動指導者養成における連携(事例)~研修テキストの作成~」
シンポジウム:コーディネーター岡島成行(大妻女子大学教授、NPO法人自然体験活動推進協議会副会長)
などが予定されています。

お問い合わせ先は
TEL:03-6407-7627
E-mail : taikennokaze@niye.go.jp
(独)国立青少年教育振興機構
総務企画部総務企画課広報・連携係
です。