こらぼ大森の会議室を利用しませんか?

 こんにちは、こらぼ大森のさかいです。

今日は、こらぼ大森にある「会議室」のご紹介をします。

1 

 こらぼ大森は、もとの小学校の設備にあまり手を加えずに再利用した施設です。

そのため、大半の部屋に、黒板やランドセルを入れる棚、掃除道具入れなど

小学校当時そのままの様子が残っています。

2階にある会議室も、テーブルを学校のスティール机に変えれば、

すぐに授業が始められるような小学校の教室そのものの部屋です。

以前と違っているところといえば、

カーテンがブラインドになったことくらいでしょうか?

 しかし、そのおかげで、

小学校時代から備え付けのスクリーンが左手前方にあって、

プロジェクター利用には、便利です。

また、部屋の前後に黒板があるので、

グループに分かれてのワークなどには重宝します。

2

 部屋の広さはおよそ50㎡、

講座形式でテーブル利用の場合、最大45人が入れる広さです。

 そして、なんと言っても、この会議室の売りはその使用料の安さにあります。

『区民活動支援』という目的施設のため、

特別な料金体系になっている施設使用料は、時々、一時間単位の料金ですか?

と聞かれてしまうこともあるほどです。

午前9時から午前12時までの3時間が500円、

午後1時から5時までと、午後6時から10時までの4時間はそれぞれ750円です。

 この会議室を利用するためには、

大田区区民活動情報サイト(オーちゃんネット)への団体登録が必要です。

 登録の要件は、

「大田区内で公益的な非営利活動を行っている2人以上で構成される団体」です。

詳しくお知りになりたい方は

http://www.genki365.com/otaku/exp/com_ent.html をごらんください。

必要な方には、プロジェクターや、マイクセットもお貸しします。

また、月曜日から木曜日と、土曜日の昼間は、

同じフロアにある「おおた Organic Farm」の美味しいコーヒーやハーブティーの

出前をたのんで、お茶を楽しみながらの会議も可能です。

 ぜひ、こらぼ大森2階の会議室をご活用ください。

——————————————

大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ 03-5753-6560

図書情報「日本版コンパクトシティ」

こんにちは!こらぼ大森情報交流室のさかいです。

今月は、こらぼ大森の図書コーナーの本をご紹介いたします。

41knne8bwbl__sl500_aa300_

「コンパクトシティ」という言葉を聞いたことがありますか?

徒歩圏内に、商業施設、公共施設、公益的施設(医療、学校など)と、労働の場が配置されている暮らしやすいまちを指します。

では、なぜ今コンパクトシティなのでしょうか?

地球温暖化に代表される環境問題や、石油の枯渇を見据えたエネルギー問題など、車から離れ、高効率のエネルギー需給を考えたまちづくりが重要だからです。

しかし、現在の日本では、未だに土地付き一戸建てへの志向が強く、

また土地を公共財とする発想も乏しいため、

都市周辺への際限ないベッドタウンの拡大が続き、

都市と農地の境がなく、秩序のない拡大が続いています。

しかも、311日の震災で、一段と明らかになったように、

地方都市ほど、車依存の度合いが高い、拡散した都市構造をもっています。

中心市街地のシャッター通り化と、郊外型の大型ショッピングセンターは、

高齢化と相まって買い物難民を生み出す大きな要因です。

その原因として、産業界や外圧に押される大型商業施設への規制緩和と、

地方の現場から求められる中心市街地活性化法案、

ブレーキとアクセルと揶揄される矛盾する法制度があります。

本書は、まず、これら法案の変遷をたどります。

その後、地方自治体によって進められようとしている、

コンパクトシティへの自治体独自の取り組みを検証します。

震災後の復興を考えるとき、グランドデザインに、

住民と共に考える姿勢と、コンパクトシティの観点が必要ではないかと考えます。

とはいえ、東京のような大都市には、不向きではないか?

という疑問を持たれるかと思います。

しかし、現在の首都圏の一極集中は、本当にこのままでよいのでしょうか?

懸念される東海・東南海や直下型地震を想定した場合、

首都圏にこそ、コンパクトシティの考え方を取り入れて、機能分散を図り、

日本全体で多軸の構造を作り上げることが、重要なのではないかと、

本書を読んで感じました。

ただ、残念ながら、本書に取り上げられている事例の一部は、

「進められようとしていた」と過去形で表記しなければならなくなりました。

地方自治体の事例でまず取り上げられているのが、福島県です。

この構想が進められていれば、福島はどのような地域を生み出していたのだろう

と考えると、適切な言葉を見つけることができません。

415i0cffbul__sl500_aa300_

とはいえ、他の被災地の今後に関して、

また、私たち自身が生活する地域に関して、

コンパクトシティという発想を参考に考えることは

大きな意味を持つのではないかと考えます。

さらに、こらぼ大森で所有する「日本版スローシティ」も合わせて読まれることをお勧めします。

ところで、今回はおまけで、もう一冊を紹介いたします。

先日、直木賞を受賞した池井戸潤著「下町ロケット」です。

ご存知の方も多いと思いますが、

本書の主人公は、大田区の中小町工場の2代目社長です。

510yamtpezl__aa115__2

いくつもの町工場に囲まれたこらぼ大森にいますと、

もうそれだけでこの主人公に親近感が沸いてきます。

しかも、のっけから、ロケット打ち上げ失敗やら、

大口取引先からの取引停止通告やらと、

ハラハラ感満載で話が進んでいきます。

登場する大企業のモデルは?といった楽しみ方もあり、

一気に読まされる面白い一冊です。

区民活動とは、まったく関係ないかもしれませんが、

組織運営(特にリーダーの方)の参考にもなるのではないかと思います。

大田区つながりで、ご紹介させていただきました。

★こらぼ大森情報交流室Ⅰの本の借り方★

貸し出し期間は1ヶ月、備え付けの「貸出簿」に必要事項を記入してください。

貸出冊数に制限はありません。

大田区区民活動支援施設大森「こらぼ大森」

情報交流室Ⅰ:03-5753-6560

カフェスタイルの情報交流室Ⅱ

こんにちは! 情報交流室Ⅰの新居彩子です。

こらぼ大森の2階にある情報交流室ⅠとⅡでは、

区民活動に関する資料や情報の提供、運営の相談などを行っていますが、

情報交流室Ⅱは、カフェスタイルになっているのをご存知でしょうか?

今回は、情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」をご紹介します。

110705_140942

情報交流室Ⅱがカフェスタイルになったのは、2年ほど前。

より多くの方々が楽しくコミュニケーションを取りながら、

情報を交換できる場をつくり、

人と人との新しい繋がりを生み出すために作られました。

複合施設であるこらぼ大森には、

体育館、グラウンド、会議室などの貸出施設利用者だけでなく、

シルバー人材センターや子ども交流センターの利用者もいます。

また、2階の共同事務室で仕事をしている人たちもいますが、

同じ建物の中に居ながら、交流する機会はほとんどありません。

誰もが気軽に利用できるカフェスタイルの情報交流室Ⅱは、

いろいろな人たちを繋ぐきっかけをつくってくれる場所であり、

飲み物や軽食があることによって気軽に話ができ、

新しいアイデアも浮かびそうです。

Dsc_6981mini

情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」では、

素材にこだわったハーブティーやフェアトレードコーヒーなどのほか、

お昼にはランチセット(事前予約制)、

大田区内のケーキ屋さんから取り寄せたスイーツもあります。

そして、区民活動のチラシや情報誌だけでなく、

絵本やおもちゃなども置いてあり、子ども連れの方にも配慮しています。

ちょっとした打ち合わせ、スポーツや会議の前後の一息、お仕事のブレイクなど、

多くの方々がいらっしゃいます。

また、こらぼ大森内でしたら、どこでも出前を承っていますので、

会議室やミーティングルームでもご利用いただけます。

Dsc_0169 

個性豊かな日替わり店長たちのおもてなしも、大きな魅力の一つです。

自分の得意分野を活かし、いろいろな活動をしている店長たちが、

いつも笑顔で迎えてくれます。

自分の活動の相談をするだけでなく、ただ店長と話しに来られる方もあり、

「そこに行けば誰かと出会える」場所として、

気軽にご利用いただける情報交流室Ⅱです。

ここで出会った人たちが、コラボレーションして新しい企画を立てる、

ということにも繋がっています。

110629_1

情報交流室Ⅱでは、区民活動を推進するための事業も行っています。

5月から行っている「わたしのまちにハーブガーデンをつくろう!」では、

こらぼ大森にハーブガーデンをつくり、

緑のまちづくりに繋げる事業を実施しています。

肩の力を抜いて、楽しく区民活動に参加できる場にもなっています。

こらぼ大森にいらっしゃったときは、

ぜひ情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」にもお立ち寄り下さい!

店長たちが笑顔でお待ちしています。

[E:cafe]情報交流室Ⅱ「おおたオーガニックファーム」

月・火・水・木 10001600

土       11001700

夏のこらぼ講座終了!「NPOリーダーたちの本音トーク」

おかげさまで、無事に終了しました!

Dscf1055mini    <左から 小野紀之さん・浜洋子さん・大西紀子さん・新居彩子さん>

参加してくださった皆さま、

パネリストの皆さま、

本当にありがとうございました。

Dscf1049mini

いろいろな分野のプロジェクトリーダーが、

いろいろな成長段階の団体をマネジメントの視点で、

成功事例だけでなく、失敗しちゃったコトとか、

誰もが常に悩む お金のコトとか、

本当に本音トークをしてくださり、

とても面白い講座になりました!

今度は、9月に「プレゼンテーションのコツ」講座をやる予定です。

これからも、こらぼ講座シリーズをお楽しみに!

———————

こらぼ大森 情報交流室Ⅰ

03-5753-6560

高齢者世帯への配食サービス

こらぼ大森には、大田区内でただ一つの施設があります。それは、『配食サービス』専用の調理室です。小学校時代、給食調理室として使用されていた場所を改装して作りました。現在、3つの団体が月曜日から金曜日まで曜日ごとに交代で、お弁当づくりをしています。

 「配食サービス」は、一般の方たちに余り知られていないボランティア活動ですが、高齢者、あるいは障害のある方のお宅に、お弁当をお届けし、同時に、体調や生活の様子などを確認します。

 また、大田区内で配食サービスを行っている団体の集まりである「食事サービス連絡会」が、2ヶ月に一度、会食会を開催しています。毎回たくさんの方が、楽しみにしていらっしゃいます。

 それでは、配食サービスの各団体の紹介をします。

月曜日担当は「けやき」です。

Photo

「けやき」では「こらぼ大森」を拠点に、一人暮らしやお年寄り世帯の方に、手作りのお弁当を配食しています。利用者のみなさんからは栄養面や家事の軽減だけでなく、訪問して安否確認をするという点でもたいへん喜ばれています。無縁社会と呼ばれる昨今ですが、「けやき」では「絆」を大切にしています。お弁当を持って訪問したときに、「お元気ですか?」と声をかけています。3月11日の震災の日には気になるお宅を訪問しました。活動範囲は大森西、大森北、大森東、大森中、大森本町周辺です。

火曜・金曜日担当は「こらぼ このはな」です。

地域社会に必要なサービスとして、手作りは勿論ですが、塩、味噌、醤油、油など調味料をはじめ、お米、卵、肉、野菜などにこだわり、保存料や着色料などの添加物の入ったものは出来る限り使わずに、家庭の温かみが感じられるお弁当をお届けしたいと行っています。

水曜・木曜日担当は「サポートぱんぷきん」です。

 1995年阪神大震災が起こり、その年の暮れにサポートぱんぷきんは誕生しました。お弁当配達を通して、地域の中で助け合いの関係を育てたいと歩み始めて15年になりました。3月の大震災、原発事故に遭遇し、改めて、今までの活動を広め、継続していく重要さを感じております。これからもお弁当を「作る人」「運ぶ人」「召し上がる人」の絆を深めてゆきたいと思います。

食事サービス連絡会

 大森西のこらぼ大森で、奇数月の第1土曜日に午後1時から会食会を開いています。外出の機会が少なくなる方たちに、おいしく楽しい会食会を企画することにより、外に出て人と接する機会が増えることを願っています。

 「こらぼ大森」での会食会ご案内

こらぼ大森近隣の高齢者の閉じこもり予防や、生きがいづくりを目的・・・

そしてもうひとつの目的は、大田区の中でこのような会食会を広めることです。

開催日 : 奇数月の第Ⅰ土曜日 

       1時から

参加費 : 500円

 以上のような活動が、こらぼ大森で行われています。ボランティア希望の方も、サービスを受けたい方も、ぜひ、こらぼ大森にお越しください。

こらぼ大森協働支援施設

〒143-0015 大田区大森西2-16-2

TEL&FAX 03-5753-6560

E-mail CBC10286@nifty.com

Photo_3

Sn3g0033_0001

Photo_2